【院長ブログ】生活習慣での不摂生

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2024.12.12

生活習慣病には、高血圧や糖尿病、脂質異常症（高脂血症）、高尿酸血症（痛風）などがあります。主に運動不足や過食、その結果の肥満といった生活習慣の不摂生が心臓病、脳梗塞、腎臓病などの重篤な病気に結びついたりすることがあります。そこで、今回は“生活習慣での不摂生”により憎悪する病気についてお伝えします。

高血圧とは、血圧がある程度の範囲を超えて高く維持されている状態です。血圧は絶えず変化しているため、緊張している時やストレスがかかっている時などには血圧は上昇しますし、気持ちがリラックスしている時などには低下します。

・クモ膜下出血や脳出血などの出血性疾患

・血圧上昇が動脈硬化の進行を促進することにより心筋梗塞、心不全などの心疾患を併発しやすくなります。

・動脈に圧がかかり続けることにより大動脈瘤や解離性大動脈瘤など命に関わる重篤な血管疾患を生じることもあります。

糖尿病とは、細胞が体のエネルギー源であるブドウ糖を取り込めなくなり、血液中に糖があふれてしまう病気です。インスリンが足りなくなったり、足りていてもうまく作用しなくなったりした状態が糖尿病（耐糖能異常）です。

だるさや喉の乾きなどの症状が出ることもありますが、基本的には無症状で経過することが多く非常に怖い病気です。

・心筋梗塞、脳梗塞、下肢動脈閉塞といった血管が詰まるような病気

・腎臓が悪くなって人工透析を必要とする状態

・網膜症で失明

脂質異常症（高脂血症）というのは、血液中の脂質、具体的にはコレステロールや中性脂肪が高い状態のことです。

増えた脂質がどんどん血管の内側に蓄積し動脈硬化の進行を促進してしまい、ついには心筋梗塞や脳梗塞をおこす原因となってしまいます。

痛風は、高尿酸血症と言われる血液の尿酸値が高くなり過ぎている状態が長期間続くと発症します。

・尿酸が関節の中で固まり結晶になるため関節炎が起こり、関節が赤く腫れて痛み出します（痛風発作）。

・心筋梗塞や脳梗塞になりやすい（動脈硬化が原因）。

生活習慣病の対策と治療には次の３つのポイントがあります。自己流で進めてもなかなかうまくゆかないもの。大阪府吹田市の医療法人かわかみ内科でも、お一人おひとりの生活習慣をよくおうかがいしたうえで、無理のない方法をご提案・アドバイスさせていただきますので、お気軽にご相談ください。