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【院長ブログ】めまいとは?

多くの人が一度くらいはめまいを経験したことがあるのではないでしょうか?

一過性の場合もありますが、中には病気の前兆であったり、すぐに診療が必要なめまいも存在します。

今回はこのめまいについて詳しく解説していきたいと思います。

めまいの種類

めまいと一言で言っても、実はいくつもの種類が存在します。

まずは、めまいの原因やめまいを引き起こす病気についてみていきましょう。

 

以下、代表的な3種類のめまいについてご紹介します。

 

回転性めまい

自分がグルグルと回っているように感じたり、景色や天井などが回って見えるといった、いわゆる旋回するような感覚の表現をされるのが、回転性めまいと呼ばれるものです。

急な激しい発作であることが多く、大抵の場合は歩けず吐き気を伴います。中には実際に嘔吐してしまう方もいるほどの強いめまいです。

他人から見ると、実際に眼球がグルグルと回っていることもあります。

 

浮動性めまい

回転性めまいほど強いめまいではありませんが、「地に足が着いていない感覚」「足元がフワフワとする感覚」「地面が揺れている感覚」といった表現をされることが多いのが浮動性めまいになります。

立っていられないというようなことはなく、ふらつき程度で歩くことができるため、外から見ても分からない場合が多いですが、長時間続く傾向があります。

 

失神のようなめまい

立ち上がった瞬間にクラッとしたり、一瞬目の前が暗くなったりするめまいです。

「ふっと意識が飛ぶような感覚」である場合もあり、失神や立ち眩みに近いものと言えるでしょう。

これらは耳や脳の異常というよりは、脳に送られる血液の量が一時的に不足することで起こることが原因である場合がほとんどです。

 

めまいを引き起こす病気

では、これらのめまいを引き起こすような病気にはどういったものがあるのでしょうか?原因となる疾患は多くありますが、ここでは代表的なものに絞ってご紹介します。

 

メニエール病

自分や周囲がグルグルと回る回転性めまいに加え、難聴や耳鳴りが伴う疾患です。

多くの場合、強い吐き気や嘔吐を伴い、過労やストレスが引き金となることがあります。

回転性めまいを繰り返すこと、めまいと同時に耳鳴や難聴を伴うという特徴があります。

初回の場合は突発性難聴の場合もありますので、耳鼻科受診が必要です。

 

脳梗塞

脳梗塞は脳の血管内腔の動脈硬化が進行し、血液の塊が詰まることによって血流が止まり、脳の組織が破壊される疾患です。

脳梗塞の中でも脳幹梗塞(ワレンベルグ症候群)では、激しい回転性めまいが起こり、体勢を変えた程度では改善しません。多くが嘔吐を伴い、感覚障害や運動障害、ろれつが回らないなどの症状が伴います。

小脳梗塞の場合は、脳幹梗塞と同じように激しい回転性のめまいが起こります。ふらついて立てず、物を上手く掴めない、ものがダブって見える、ろれつが回らないなどの症状も見られます。

 

まとめ

今回はめまいについてご紹介しました。

急に立ち上がろうとした際やお風呂から上がった瞬間に一時的にクラクラするようなめまいの場合は血圧の低下によるもので、さほど心配する必要はありませんが、そうでない場合は軽く考えず医療機関で受診されることをオススメします。

特に慢性的なめまいに悩まされている方は、重大な疾患の前兆である場合もあるため、可能な限り早く受診するのがよいでしょう。

また、めまいが起こった際には慌てず、まずは転倒しないよう安全な場所へ移動し、少しでも楽な体勢で症状が落ち着くのを待つことも大切です。

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