メディア記事
【院長ブログ】ふらつきの治療法と対処法
前回“ふらつきについて(原因と症状)“をお伝えしました。今回はその治療と対処について原因ごとにお伝えをします。思い当たる症状がある場合は、重大な病気が隠れている可能性もありますので一度受診をされることをお勧めします。
ふらつきの原因① 耳の病気
医療機関で受診する
難聴を伴うふらつきがある場合は、早期に治療をおすすめします。異変を感じたらすぐに耳鼻いんこう科に相談しましょう。早く治療を進めないと、聞こえが悪い状態が残ってしまうことがあります。
テレビなどの音を小さくする
テレビなどの音量を下げましょう。大音量を聴き続けていると鼓膜に大きな振動が伝わり続け、耳の中の細胞が少しずつ壊れます。耳の細胞は一旦壊れると元には戻りません。
安静にする
ゆっくりと過ごす時間をつくりましょう。1日動いたら次の日は長めに休息を取るなど、自分の体と心に向き合って過ごすことが大切です。リフレッシュができ体に元気がもどると、ふらつきやめまいが治ることがあります。
ふらつきの原因② 精神的な病気
1時間に1回深呼吸する
ストレスがたまると呼吸が浅くなり、脳や体が酸素不足を起こしてしまうことがあります。1時間に1回を目安に深呼吸をしましょう。毎日深呼吸を意識的に行い、脳や体に酸素をしっかり送り込みましょう。
1日20分の軽い運動
ウォーキング・ランニングなど、軽い運動を毎日20分程度続けると、血流がよくなりリフレッシュができます。ただし、体がとても疲れるような激しい運動は控えてください。
40度のお風呂にゆっくりと浸かる
40度程度の湯船にゆっくり浸かりましょう。血流がよくなり、ストレスの改善につながります。ただし、熱すぎるお湯は逆に体の負担になるので、ぬるま湯がよいです。
ふらつきの原因③ 脳の病気
脳の病気を疑う場合はすぐ病院へ
脳が原因と思われる次のような症状がみられた場合には早急に医療機関で受診してください。
・ふらついて起き上がれない
・体の痺れ・頭痛を伴う
初期は症状が軽くても、徐々に症状が重くなり、後遺症などを起こすことが心配されます。
おかしいと感じたらすぐに医療機関に相談しましょう。
まとめ
大阪府吹田市の医療法人かわかみ内科でも安心して受診できる環境を整えていますので、
お困りの症状がございましたら、まずは一度お気軽にご連絡ください。