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【院長ブログ】ふらつきについて(原因と症状)
「ふらついてまっすぐ歩けない…。」「病院へ行くべき?」このように訴える高齢者は多くなっています。脳の病気が疑われる場合には早急に医療機関で受診が必要です。
大阪府吹田市の医療法人かわかみ内科でも安心して受診できる環境を整えていますので、お気軽にご相談ください。
そこで今回は“ふらつきについて(原因と症状)“についてお伝えします。
高齢者の「ふらつき」は何科にいけばよいのでしょうか?
「ふらつきに伴う症状は何かを受診すれば良いかわからない」という相談をよくいただきます。症状ごとに相談すべき診療科をお伝えします。
・耳鳴り・めまいがある(耳の病気の可能性)
→耳鼻いんこう科
・ストレスがある(精神的な病気の可能性)
→内科
・頭痛や視覚の異常が伴う(脳の病気の可能性)
→脳神経外科
複数の症状が併発している場合や、判断に迷う場合には、近い症状の診療科を掲げている医療機関に相談してください。
高齢者の「ふらつき」原因
高齢者の「ふらつき」の原因は大きくわけて次の3つに分類できます。
- 耳の病気
- 精神的な病気
- 脳の病気
では次でそれぞれの原因と症状を見てゆきましょう。
高齢者の「ふらつき」原因① 耳の病気
耳鳴りやめまい(目が回るような感覚)があるときは、メニエール病、突発性難聴、良性発作頭位めまい症、前庭神経炎・などの耳の病気により、ふらつきが起きている可能性があります。
これらの病気は、ストレスや疲労が蓄積されている人に多い傾向にあります。
症状
・ぐるぐると目が回る
・耳の聞こえが悪くなる(難聴)
・耳鳴り
・吐き気
高齢者の「ふらつき」原因② 精神的な病気
「自律神経失調症」や「うつ病」など、ストレスが原因による病気で、ふらつきが生じている可能性があります。休みがとれない人や、生真面目、神経質、怒りっぽいなどの性格の人に多い傾向です。
症状
・動機
・息切れ
・発汗異常
・不眠
・イライラする
・食欲低下
・過食
・下痢や便秘
高齢者の「ふらつき」原因③ 脳の病気
聴神経腫瘍・脳腫瘍・脳卒中・脳梗塞・脳出血などの病気が原因でふらつきが生じることがあります。
忙しく動いている人、ストレスが多い人、生活習慣病がある人、お酒をよく飲む人などに多いです。当てはまる症状がある場合は危険な病気の可能性がありますので早急に受診してください。
症状
・めまい
・体の痺れ
・顔面麻痺
・舌がもつれて話せない
・頭痛
・物が二重に見える


 
	








