医療法人かわかみ内科 院長
川上 英孝(かわかみ ひでたか)
院長紹介
略歴
平成1年 | 大阪市立大学医学部卒業 |
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平成5年 | 大阪市立大学医学部附属病院 老年科・神経内科 |
平成11年 | (医)橘会横山病院院長 |
平成13年 | (医)青葉会狭山神経内科病院神経内科 |
平成14年 | 国立療養所犀潟病院神経内科 |
平成16年 | 独立行政法人国立病院機構新潟病院 診療部長兼神経内科医長 |
平成18年 | 大阪市立総合医療センター神経内科部長 |
平成19年 | (医)拓海会大阪北ホームケアクリニック内科 |
平成20年 | (医)拓海会神経内科クリニック 院長 |
平成25年 | (社医)弘道会寝屋川生野病院 内科部長兼神経内科部長 |
平成27年 | (医)沖縄徳洲会吹田徳洲会病院 総合診療科部長兼神経内科部長 |
平成29年 | (社医)北斗会さわ病院 内科部長 |
平成30年 | かわかみ内科 開院 |
資格・所属学会等
- 日本内科学会認定総合内科専門医・指導医
- 日本神経学会認定神経内科専門医・指導医
- 日本老年医学会認定老年病専門医・指導医
- 日本糖尿病協会療養指導医
- 日本医師会認定産業医
- 身体障害者福祉法第15条指定医(肢体不自由)
- 大阪府難病指定医
- 小児慢性特定疾病指定医
- 日本てんかん学会正会員
- 介護支援専門員
INTERVIEW
内科診療の神髄を感じて
脳神経内科を専門に
question
01
どうして医師になろうと
思われたのですか?
元々、医療に対して興味があり、地域や社会に貢献できる仕事がしたいと思っていて、それに繋がる仕事として医師の道を選びました。
また、これは直接的な影響ではないのですが、子供の頃におばが交通事故に遭い、救急車で運ばれたものの受け入れ先が見つからず、そのまま亡くなってしまったということがありました。
小さな子供の時のことだったので、はっきりと覚えているわけではないのですが、その時に感じた得も言えぬ思いは医療に目を向けるきっかけになったと思います。
あと私は心理学にも興味を持っていて、医学部に入る前に東京の大学の心理学部で学んだのですが、そこで勉強を続けるうちに医療への興味が増し、その後、医学部へ入学して本格的に医師への道を歩み始めるようになりました。
question
02
内科だけでなく、
脳神経内科を専門に選んだ理由は?
私が考える“内科診療”の真髄は、患者様からこれまでの病歴を詳しくおうかがいし、実際に体に触れて診断に繋げることだと思っています。
脳神経内科という診療科目はまさにこの真髄に即したもので、「これこそが内科診療だ」と感じて、その分野にのめり込むようになりました。
また勤務医時代、大学病院に老年科・神経内科が新設されて、そこで外来診療を任されるようになったのですが、大学病院ですので診療と並行して後輩の指導も行わなければいけません。
この時、優秀な後輩がいて、彼と連日ディスカッションし、夜中まで症例について話し合ったりしているうちに、脳神経内科がどんどん面白くなり、「これを専門にしよう」「専門医の資格を取ろう」となったのです。
当院からすぐ吹田市民病院や
近隣の画像診断クリニックで
迅速にCT・MRI検査を紹介・受診できる
環境にあります
question
03
脳神経内科では
どのようなご相談が多いですか?
多いのは頭痛のご相談ですね。
緊張型頭痛や片頭痛であることが多いのですが、急激に激しく頭が痛むような場合にはくも膜下出血が考えられますので、同時に血圧が高いといった症状がみられる場合には、すぐにCT・MRI検査を受けてもらうようにしています。
question
04
すぐにCT・MRI検査が紹介できる
とおうかがいしましたが?
はい。
近隣の吹田市民病院や画像診断クリニックへ、CT・MRI検査を依頼することができます。
迅速にCT・MRI検査が受けられる環境にありますので、ある意味、救急病院のような体制が整えられているという風にも言えます。
大きな病院の場合、MRI検査を受けるにしても予約が取りづらかったり、待ち時間が長かったりしますが、当院ならスピーディな対応が可能です。
「あのクリニックに相談したら、すぐに検査を紹介してくれた」という口コミをお聞きになられて、検査のためにご来院される方もおられます。
幅広いお悩みに応える総合内科こそが
医療法人かわかみ内科の診療を支えています
question
05
普段の診療で大切にしていることは?
専門性の高い診療も行っていますが、地域のかかりつけ医としての役割を大切にしていますので、皆様の毎日に寄り添った温かみのある診療をお届けしたいと思っています。
大きな病院で勤務医として診療している時は、多くても1ヶ月1~2回という診察の頻度になってしまい、それにジレンマを感じていました。
ですが、自身のクリニックを開業してかかりつけ医となったことで、もっと患者様の生活に近いところで継続的な診療をお届けしたいと考えています。
question
06
“かかりつけ医”として
何を大事にしていますか?
患者様の様々なお悩みにしっかりとお応えすることです。
私は総合内科から脳神経内科へと進んだ医師で、内科診療を幅広く経験してきており、その経験は今のどんな診療にも活きていると実感しています。
もちろん、脳神経内科の専門医として脳梗塞などの脳血管障害やパーキンソン病なども診ますが、そうした専門的な診療のベースには総合内科専門医としての知識・経験があります。
大きな枠組みとして総合内科があり、その中に脳神経内科があるというイメージです。