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【院長ブログ】もやもや病について(原因と症状)

「もやもや病」をご存知ですか?その病気は指定難病にも登録されている病気です。

この病気の原因や症状についてはまだ広くしられておらず正しい知識を知ってもらうことが大切と考えました。

そこで今回は、“もやもや病について(原因と症状)”についてお伝えします。

「もやもや病」とはどのような病気ですか?

もやもや病は脳の血管に生じる病気です。現在のところはまだはっきりした原因は解明にまでは至っていません。

もやもや血管とよばれる血流不足を補うために拡張した脳内の血管が脳室の周囲や脳底部に見られることが特徴です。

もやもや病で細くなる血管はウィリス動脈輪という血管のロータリーのような環状交差点をつくっています。そのためもやもや病は別名ウィリス動脈輪閉塞症とも呼ばれます。

また、本来の太さ以上に拡張して多量の血液をおくるため切れやすく、脳出血を起こす危険性もあります。

「もやもや病」の原因は?

もやもや病の原因はまだ解明されていません。最近の研究では、ある特定の遺伝子が関わっていることや、発症までのメカニズムは明らかにされています。

ご家族の中に、若い時期に脳卒中を発症したかたがいる場合などは、家族性の遺伝による発症が疑われます。兄弟や姉妹がいる場合は脳の血管のMRI検査などを受けていただいたほうが良いでしょう。

「もやもや病」とはどのような症状がおきますか?

脳血流不足で発症する場合

・症状が一時的におこるがすぐに回復してしまうことがしばしば見られます。そのために医療機関へ受診の時期が遅れてしまうこともあるので注意が必要です。

・典型的な症状には、手足のしびれや麻痺があります。

・言葉が話せなくなり、呂律がまわらなくなるなどの言語障害もおこることがあります。

・小児には、熱い麺類などを食べるのにする冷ます動作やフルートの楽器演奏や走ることなどの息がきれるような運動で誘発されることがしばしば見られます。

脳出血で発症する場合

・症状は出血の部位によって異なりますが、激しい頭痛、意識障害、手足の麻痺、言語障害などがみられます。出血量が多いときには命に関わることもありますので注意が必要です。

・近年増えているのが、頭痛などの軽微な症状や無症状の状態でたまたま頭部の検査をしたところ、この病気が判明するというケースです。

・けいれん発作や手足がガクガクと意思に反して動いてしまう不随意運動という症状も稀にあります。

・成人のかたには、情報処理能力、注意力、記憶力などの低下を来す高次脳機能障害という症状がでることもあります。

・小児が脳梗塞等を発症した場合には知能の障害が見られる事があります。

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