ろれつが回らない
ろれつが回らない・喋りにくい
失語症と構音障害
「ろれつが回らない」「喋りにくい」などの症状がある場合、主な“失語症”と“構音障害”という状態が考えられます。
失語症
自分の考えを言葉で表現できなくなったり、違う言葉をしゃべってしまったりする状態のことで、通常、左大脳半球の言語領域の損傷で起こります。
また言葉の問題だけでなく、右半身の麻痺をともなうことも多いです。
構音障害
舌の麻痺や唇の歪みなどにより話しにくくなる状態で、嚥下障害をともなうこともあります。
脳の病気でもこうした症状が起こります
失語症や構音障害などの症状は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害が原因で起こる場合があります。
特に急に症状が現れた場合には脳血管障害のリスクが高く、また糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病は危険因子となりますので、そうした方でろれつが回らない・喋りにくいなどの症状があれば、すぐに吹田市・岸辺駅の医療法人かわかみ内科へご連絡ください。
パーキンソン病の可能性も
ろれつが回らない・喋りにくいといった症状が急に現れた場合、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害の可能性が高いのですが、徐々に症状が進行していくような場合には、パーキンソン病も考えられます。
パーキンソン病ではほかにも震え、歩きにくさ、動作の遅さ、身体のこわばりなどの症状が起こるため、こうした症状がある場合にはお早めに当院へご相談ください。
当院の脳神経内科ではパーキンソン病を中心とした神経変性疾患に力を入れていて、院長はパーキンソン病に対する豊富な経験がありますので、適切な専門機関で検査・診断を受けた後、継続的な治療を行わせていただきます。
急にろれつが回らなくなった時は
脳梗塞・脳出血の可能性が濃厚です
脳梗塞や脳出血などの脳血管障害が疑われる症状は様々ですが、「急にろれつが回らなくなった」という時には脳梗塞・脳出血の可能性が濃厚です。
決して様子をみるべきではなく、すぐに当院へご連絡ください。
迅速にMRI検査に繋げます
急にろれつが回らなくなったなどの症状がある時、すぐにMRI検査を受ける必要があります。
当院からすぐの吹田市民病院や画像診断クリニックをご紹介して迅速にMRI検査に繋げることができ、スピーディに脳梗塞・脳出血を検査・診断することが可能です。