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【院長ブログ】手足の痺れの治療法は脳や脊椎・内科的疾患など原因

手足の痺れは、長時間の正座や同じ姿勢をとり続けたことで起きるなど、日常生活においてよくある症状といえます。 単なる疲れや運動不足などが原因のケースも考えられますが、脳血管障害などの前兆である可能性も考えられ、軽く考えていては危険です。 きちんと医師の診察を受けることで早期発見・早期治療につながります。 今回は、手足の痺れの治療法についてご紹介したいと思います。

手足の痺れの原因を調べる

手足の痺れの原因はさまざまな要因が考えられるでしょう。 痺れや痛みが出ている場合、脳・脊髄・末梢神経・内科的疾患といった4つの原因が当てはまるケースが多いです。 「ご自身の手足の痺れの原因が何か」を知り、適切な治療を受ければ症状が改善するだけでなく、重篤な病気を早期発見・治療できる可能性も高くなります。 早い段階で病院を受診して、何が原因で痺れが起きているかをしっかりと調べましょう。

手足の痺れの治療法

手足の痺れの治療法にはどのような治療法があるでしょうか。 ここでは、手足の痺れの原因として代表的な4つの原因(脳・脊髄・末梢神経・内科的疾患)について治療法をご紹介したいと思います。

脳を原因とする手足の痺れ

脳を原因とする手足の痺れの場合、脳梗塞や脳内出血・脳腫瘍といった脳の病気が原因である可能性が高いでしょう。 脳梗塞の場合、一刻も早く脳内の血栓の詰まりを解消する必要があり、早期治療が何よりも重要です。 発症から4.5時間以内であれば、血栓を溶かす薬を投与するt-PA治療が有効であり、後遺症もある程度抑えることが期待できます。 また、発症から4.5時間以上経過している場合やt-PA治療でも効果がない場合、「動脈内血栓溶解療法」「血管内治療」「抗血栓療法」などが考えられるでしょう。 脳内出血の場合には、降圧薬や止血薬・脳のむくみを取る薬を使用したり、開頭して血腫や腫瘍の切除、止血を行う治療があります。 脳腫瘍の場合も開頭手術による腫瘍の切除や悪性腫瘍の場合には、放射線治療や化学療法による治療が一般的です。

脊髄を原因とする手足の痺れ

手足の痺れが脊髄を原因とする場合には「変形性頸椎症」「頸椎椎間板ヘルニア」「腰椎椎間板ヘルニア」「頸椎後縦靭帯骨化症」といった症状が考えられます。 外科的手術による治療を行うケースもありますが、内服薬投与や静脈注射、レーザー治療などによる治療が考えられるでしょう。 また、運動療法やストレッチ、電気治療や超音波治療といった物理療法による筋力や柔軟性の改善による症状緩和を目指すケースが考えられます。

末梢神経を原因とする手足の痺れ

手足の痺れが末梢神経を原因とする場合には「胸郭出口症候群」「手根管症候群」などが考えられます。 内服薬投与による治療や理学療法が中心となりますが、それでも症状が改善しない場合や症状が重いケースでは手術による治療が行われる可能性があります。 また、症状が軽い場合には、患部を動かさずに安静にしておくことで治るケースもあるでしょう。 いずれにしても、放っておくと症状が悪化する可能性があるため、早めの受診を心がけてください。

内科的疾患を原因とする手足の痺れ

手足の痺れが内科的疾患を原因とする場合には「糖尿病性神経障害」「ビタミン欠乏症」といった症状が考えられます。 こうした内科的疾患が原因の場合、内服薬による原因疾患の治療や食事・運動療法による疾患の治療が必要でしょう。

まとめ

今回は、手足の痺れの治療法について紹介しました。 それぞれの原因に合わせた治療が必要であり、適切な治療による症状改善を図るためには、早期の受診が大切です。 何かおかしいなと感じた場合には、早めに病院へ受診するようにしましょう。

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